建設業に特化した簿記とは?

飯田市・下伊那の許可申請代行・取得なら!
長野県飯田市の行政書士、坪井行政書士事務所
です。

 

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簿記と聞くと、商業簿記や工業簿記と
いったものが浮かんでくるかと思います。
ただ、建設業はそのどちらにも当てはまる
事もあるため・・・建設業専門の会計があります(^^)

建設業に特化した「建設業会計」

普通の簿記との相違点

小売業などの場合、その場で契約が成立し
金銭のやり取りもほぼ同時となります。
例:鉛筆を1本売り、その代金をその場でもらう。

一方、「建設業」の場合、契約したあと
工事完成まで年月がかかります

例えば、一軒家を建てたい場合
契約後すぐに引き渡すことはできません。

最初に土地を整備し、基礎を作り、
骨組みを・・・など様々な手間・時間・お金がかかってしまいます。

したがって
進行に応じて事前に契約金の一部をもらったり
⇒事前に手付金をもらう
工事が完成した時点で売上を計上したり
工事完成基準
電気・水回り・屋根など専門分野は
専門業者にお願いしたり
外注費の増加

といった特徴がでてきます。

決算書上の相違点

日々のお金の動きをもとに、1年間の業績を
まとめたものが決算書となります。

・決算日時点での業績をまとめたもの
⇒貸借対照表
・1年間の業績をまとめたもの
⇒損益計算書
となります(他にもありますが、今回は関係したものを・・・)

この貸借対照表や損益計算書の中に
色々な項目があるのですが、
建設業特有の項目が存在したものが建設業会計と呼ばれています。

・未成工事支出金
・未成工事受入金
・外注費(独立)etc….

建設業会計は建設業許可関係で大変重要です!!

独特な建設業会計ですが、
建設業許可はもちろん、入札したい場合は
経営分析も絡んでくるため、かなり重要となってきます。

建設業関係の書類は建設業会計に特化した
長野県飯田市の坪井行政書士事務所へお任せ下さい。
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飯田市の産業廃棄物処理業者、変更申請を行いました。

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最近、建設業許可関係とはいえ産業廃棄物
の許可関連が非常に多くなってきています。
やはりそれだけ密着した業種なのでしょうか。

役員・株主の変更、産業廃棄物「収集運搬」「処分業」「処理施設」

今回、長野県飯田市内の「収集運搬」だけでなく
「処分業」の許可を持っているお客様の
役員・株主の変更届を提出致しました。

産業廃棄物の処理の流れ

産業廃棄物に関わる業者は大きく分けて、
「排出業者」⇒「運搬業者」⇒「処理業者」
となります。

当事務所の取り扱うケースで一番多いのが
・元請建設業者=排出業者
・下請建設業者=運搬業者
ですが、最後の「処理業者」の許認可も扱っております。

処理業者とは、産業廃棄物を加工・処理する
ために「中間処理施設」「最終処分施設」の
どちらかか両方の施設を持っている業者となります。

産業廃棄物に関わる許可とは?

産業廃棄物を排出する場合に通常許可は
必要ありませんが、
運搬する場合・・・収集運搬業許可
処理する場合・・・処分業許可
が必要となってきます。

さらに処理をする場合、なんらかの
施設で処理しなければならず、その
処理施設そのものにも許可が必要となってきます。

今回の役員・株主の変更にあたり・・・

今回のお客様は、収集運搬業だけではなく
処分業をお持ちでしたので、
・産業廃棄物収集運搬業
・産業廃棄物処分業
・産業廃棄物処理施設
それぞれに変更届を提出する必要がありました。

建設業許可や産廃許可など、許認可を
多く持っている場合はこうした変更届も膨大な量となってしまう上、

提出期限もそれぞれの許認可ごと
異なりますので、何を優先して提出する
のかといった事も考慮して書類を作成していく必要があります。

当事務所では司法書士と連携し、
登記と同時に書類を提出できるよう心掛けています。

建設業に限らず、許可申請を検討中なら
長野県飯田市の坪井行政書士事務所へお任せ下さい。
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飯田市の行政書士ですが・・・全国対応致します。

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といいつつ、今回は長野県も飯田市も
関係ありません💦

一般社団法人(東京都町田市)

今回、東京都町田市の一般社団法人様との
年間契約を結びました。

主に障害者福祉サービスを行っているのですが、
提出書類が大量にあります。

私自身も勉強も兼ねて関連書類の作成・提出
を手伝わせていただくこととなりました。

やはりどの許認可も「人」「設備」「資金」
がネックとなってきます。

あとは業界ごとに内容は異なりますし、
都道府県によっても審査内容が変わってきます。

当事務所でも、「長野県」かつ「建設業関連」
という方向に特化しておりますが

様々な許認可を通して見識や幅を広げ、

建設業許可の知識をその他の許認可へ、
その他の許認可の知識を建設業許可へ、

と許認可のスペシャリストとして
成長していければ、と思います。

リニアモーターカーとの関係

また、今回お客様が東京ということで
飯田市から「現在は」大変遠いです。。。

しかし、この飯田市と町田市ですが将来
大変近くなる可能性があります。

というのも、それぞれにリニアモーターカー
の駅が出来る予定なのです!

あと10年以上先ですが、リニアモーターカー
により1時間を切ることも十分可能です!

長野県飯田市の行政書士ではありますが、
今後は全国展開も可能ということで
頑張っていきたいと思います。

職務上請求書とは?

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本日、飯田市役所へ行き
住民票を「職務上請求書」で取得致しました。

職務上請求権って?

委任状なしという便利さ

この職務上請求書ですがなんと
委任状なしで住民票や戸籍が入手できてしまいます。

弁護士・司法書士・税理士・行政書士
などで使用可能な請求書となります。

行政書士の場合、
・許可申請のために役員の住民票を取得
・遺産分割協議書作成のために戸籍を取得

などで使うことが多いです。

通常でしたら当事者に取得してもらうこと
が原則ですが・・・

普段疎遠であったり急に必要となった時は
行政書士として取得することもあります。

職務上請求権の記入方法

住民票を取得する方の名前・住所
そして具体的な取得自由が必要です。

何人も役員や株主がいる場合、
全て手書きとなるので大変です。

今回、会社の役員になっているものの、
ほとんど疎遠なので許可申請のために
取得してもらいたいとのことで使用致しました。

悪用されないために

ただ、委任状不要で請求できるという
便利さゆえに悪用されやすい事も事実です。

行政書士による悪用(個人情報の
収集目的による請求書の乱発行等)
が問題となったこともあります。

したがって全ての行政書士は厳重に保管し
適切に使用する義務があります。

さらに職務上請求書には番号がふってあり、
どの行政書士が何番をもっているか把握できるようになっています

行政書士は申請した請求書の控えを保管し
その控えの交換で新しい請求書を取得できる、という仕組みです。

当事務所でも控えを厳重に保管し、
本当に必要な場合のみ使用しておりますので
ご安心下さい。