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長野県の産廃書類提出先が大幅縮小!

  • 産業廃棄物
2020年04月01日

長野県飯田市、下伊那郡の許可申請代行・取得なら!長野県飯田市の坪井行政書士事務所です。 令和2年4月1日から、長野県知事許可の「産業廃棄物処理業関連」の担当部署(提出先)が大幅に縮小されます。
以下、変更点と今後の対応をみていきます。

産廃関係業務を10カ所⇒4カ所へ

今までは、各地域振興局(佐久、上田、諏訪、上伊那、南信州、木曽、松本、北アルプス、長野、北信)の計10カ所にそれぞれ環境課があり、管轄内で産業廃棄物を運搬する業者の産廃関係書類を担当しておりました。当事務所は飯田市にあるため、南信州地域振興局(飯田合同庁舎内)へ提出しております。

令和2年4月1日以降、「佐久」「上伊那」「松本」「長野」の4カ所へと集約され、飯田・下伊那は「上伊那地域振興局」へ統合されることとなりました。したがって、今まで飯田市内で行っていた提出・受取が今後はすべて伊那市へと行かなくてはならなくなりました。

通常、4カ所というと北信・東信・中信・南信のうち、南信が南信州地域振興局となるかと思ったのですが、木曽から伊那へ交通の便がいいため上伊那地域振興局となったのでしょうか?阿南や阿智から伊那となるとだいぶ遠いかと思うのですが。。。

4カ所へと集約された背景

近年、産業廃棄物関連の法令が厳しくなり、それに伴い行政処分などが多く出されるようになりました。そのこと自体は環境保全・改善のために必要なことなのですが、その分行政側に専門的な知識や適正な事務処理を行う必要が発生し、各地域振興局全てに、専門知識を有する人材を配置することが難しくなってきたとの事です。

今後の対応、まとめ

今後、書類を審査する側がより専門知識を深めてくる以上、書類を提出する側も同等かそれ以上の専門知識が必要とされてきます。また、 集約により郵送申請可能ともありますが、軽微な変更を除き許可の申請には必ず長野県収入証紙が必要となり、産業廃棄物関連の申請手数料は高額です。納付方法が変わらない限り、直接提出する必要があるため、提出場所が遠くなることにより時間・手間がよりかかります。(今回の変更は長野県の都合のため、変更に伴うなんらかの負担軽減措置はとられることになるかと思いますが・・・)

したがって、今まで本人申請されていた個人・法人が行政書士へと依頼することも増えてくるかと予想されます。産業廃棄物収集運搬許可を提出予定、検討中の方は長野県飯田市の坪井行政書士事務所へお気軽にご相談下さい。